各種ビザ詳細
就学許可証(学生ビザ)
6ヶ月以上の就学は就学許可証(学生ビザ)が必要です。就学許可証の有効期限を超えて就学したい場合は、有効期限が切れる前に延長手続きをしなければいけません。
就学許可証の申請にはカナダ政府に認定されている教育機関「designated learning institutions (DLI)」からの入学許可書が必要です。
カナダの小中学校、高校は全てdesignated learning institutionsとなり、カレッジや大学が対象校であるかは以下のリンクから検索できます。
就労許可証(就労ビザ)
カナダで働くにはほとんどのケースで就労許可証(就労ビザ)が必要です。まずは雇用主がLabour Market Impact Assessment (LMIA)をカナダ政府に申請し、それが許可されれば外国人労働者は就労許可証を申請できます。
ポストグラデュエーションワークパーミット
カナダ政府が指定するカレッジ、大学を卒業するとポストグラデュエーションワークパーミットを申請できます。
これはどの雇用主の下でも働けるオープンワークパーミットです。
ポストグラデュエーションワークパーミットの期限の長さは就学プログラムによって変わります。
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プログラムが2年未満の場合はプログラムと同じ長さ
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プログラムが2年以上の場合は最長3年
※例えば、10ヶ月のプログラムだと10ヶ月のポストグラデュエーションワークパーミット、2年のプログラムだと3年のポストグラデュエーションワークパーミットが発行されます。なお、8ヶ月未満のプログラムは対象外です。
ワーキングホリデー
カナダで12ヶ月働けるオープンワークパーミットで、6ヶ月未満であれば就学も可能です。
【申請条件】
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日本国籍を有すること
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カナダに滞在する間、有効なパスポートを持っていること
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日本の居住者であることを証明できること(自宅もしくは郵送先住所)
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申請時に18歳~30歳であること
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最低$2,500(カナダドル)の資金証明ができること
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滞在期間をカバーできる医療保険を購入すること
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カナダへ入国できる資格があること
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出発前に往復航空券を購入していること、または滞在期間終了後に帰国の航空券を購入できる資金があると証明できること
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扶養家族が同行しないこと
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参加費用を払うこと
ビジターレコード
下記のケースでビジターレコード(観光ビザ)が必要です。
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ビジターとして6ヶ月以上カナダに滞在する場合
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就学許可証や就労許可証が切れた後ビジターとしてカナダに滞在する場合
(ビジター延長)
スーパービザ
カナダ国籍者とカナダ移民(PR保持者)の親と祖父母は最長2年カナダに滞在できるスーパービザを申請できます。スーパービザの申請には、親や祖父母を呼び寄せるカナダ国籍者またはカナダ移民(PR保持者)に十分な資産・収入があることが条件の一つです。
【申請条件】
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カナダ国籍者、カナダ移民(PR保持者)の親もしくは祖父母であること
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カナダ国籍者、カナダ移民である子供もしくは孫からのインビテーションレターをもらっていること
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滞在期間中ずっと経済的なサポートを行うことを約束するとインビテーションレターに記載されていること
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レターに招待者(カナダ国籍者またはカナダ移民)の家族構成の詳細が記載されていること
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招待者(カナダ国籍者またはカナダ移民)の市民権もしくは永住権を証明するドキュメントが必要
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カナダの保険会社から医療保険を購入していること
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カナダ入国日から最低でも1年有効のもの
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最低$100,000をカバーするもの
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医療保険購入の証明書を申請時に提出できること
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健康診断を受けること
電子渡航認証(eTA)
カナダに観光で訪れるにはeTAが必要でオンラインから申請できます。申請料は$7です。カナダの空港で乗り継ぎをする場合もeTAは必要です。eTAの有効期限は最長5年ですが、パスポートの期限が5年以内に切れてしまう場合はパスポートの有効期限がeTAの有効期限になります。
レストレーション(ステータスの回復)
就学・就労許可証等の有効期限が切れてしまった場合、期限が切れた日から90日以内ならレストレーション(ステータスの回復)の申請が可能です。申請料として$200(プラス就学・就労許可証の申請料)がかかります。
就学・就労許可証やビジターの延長申請が却下され、その時点で今までお持ちの就学・就労許可証等の有効期限が切れている場合、却下された日から90日以内ならレストレーション(ステータスの回復)の申請が可能です。この場合も申請料として$200(プラス就学・就労許可証等の申請料)がかかります。
Labout Market Impact Assessment (LMIA)
外国人労働者を雇うにはまず雇用主がカナダ政府にLMIAを申請しなければいけません。
雇用主がカナダ人もしくは永住者を雇う努力をしたけど見つけられなかったという証明等を提出し、それが認められればLMIAの申請が許可されます。その後外国人労働者はワークパーミットを申請できます。